あなたの鼓動に触れればきっと泣いてしまう

8/4
あ、今日いけるかも、と謎の自信を持って出勤したらすぐに崩壊した。泣きそうというよりイライラしてきてしまってこれだめなやつだって自分で気づいたからまだ許してあげる。寒気と咳でそれどころではなくなって早退させてもらって罪悪感。病院へ行って点滴を打ってもらって祖母の家で焼うどんを食べ、会いたいがために恋人に風邪ということを隠して会いに行く。そんな嘘は簡単に見抜かれてしまって叱られてしまった。ほんとうにわたしは自分のことしか考えてないな、とすこし反省する。たくさん愛をもらって眠りにつく、彼の腕は心地よい


8/5
いつも通りおはようのキスをして身体を起こし、ソファに座って煙草を吸う。この瞬間が最近ではいちばんしあわせなんじゃないかと思う。起きた彼が口を開く。「ゆうちゃん、普通の同い年くらいの男なら見放す勢いに咳込んでえづいて溺れてたよ」と言われて見放されなくてよかったと思った。基本的にこういう状況に陥ったらめちゃくちゃ心配されるタイプだからアレだけどって思ったのはここだけの秘密。
天気も微妙で彼の地元のAEONで映画を観ることにした。メアリと魔女の花を観た。個人的な感想としては動く、動く、とにかく動く。ジブリ作品ではないけれど、あ、これ、こういうのが観たかったって映画の節々で思った。でもやっぱり宮崎駿さんには誰も勝てないんだな、と再確認した。かといって悪い映画ではなかった。すごく面白かったし、わくわくもしたし、作画の綺麗さにはうっとりもした。良作だとわたしは思います。
観終わって煙草を吸って帰りの電車に乗るために地下に降りる。なぜかいつもこれが最後かもしれないと思って甘えてしまうんだけど最後じゃないでしょって怒られちゃう。解ってるんだけど不安は消えてはくれなくてグッとこらえて、またねと笑顔で返せたからはなまるあげる。


8/6
焼けるような喉の痛さで目を覚ます。あぁ、もう無理と思って休みの連絡を入れた。
ずっとねむっていて目を開けると愛猫がそばにいてくれた。愛おしくてキスをする。わたしとは反対に愛猫は逃げる、猫は気ままだ。頭がぼうっとして言葉が綴れない。おやすみ


8/7
午前中に病院で点滴を打ったのち、出勤の予定が交通事故に遭い、搬送された。腰三箇所、肺挫傷とのことらしい。人に聞くと赤信号無視して渡ってたとのこと。信号は守ろう。いろんなひとが心配の連絡をしてくれてうれしかった。昨日以上に頭がぼうっとしている。早く治さないと夏終わる 死


8/8
なんとか今の自分の立ち位置を整理することができた。病院の食事はまずい。一刻も早くここから出て自由に暮らしたい。来週はたくさん予定が詰まってるのについてない。なんなら終わってからにしてくれたらよかったのに。ついてない。